横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、商用車の展示イベント「暮らしを支え続ける日産のクルマたち」が2017年6月14日から8月31日まで開催されている。
2017年7月1日から7月12日までは、3代目ブルーバードのエステートワゴンが展示された。
ダットサン ブルーバード エステートワゴン(1967年・W510型)
3代目ブルーバード(510型)は1967年(昭和42年)8月に発売された。
前年の1966年(昭和41年)には1,000㏄のダットサンサニーが発売されており、ブルーバードはこの3代目から排気量1,300㏄以上の中級クラスとなった。
日産は3代目ブルーバードのデザインを超音速機をイメージした「スーパーソニックライン」と名付け、高速時代の到来を予感させる直線的なデザインが施されていた。
換気性能が向上したことで、フロントドアの三角窓が廃止された。
セダンとクーペのサスペンションは4輪独立懸架だったが、ワゴンとバンは積載性を考慮して、リアにリーフスプリング式のリジッドサスペンションを採用していた。
展示車は初期型のエステートワゴンで、直列4気筒・OHCのL13型エンジンが搭載されている。
先代モデルである2代目ブルーバードワゴンと。
2代目ブルーバードワゴンの記事はこちら
ダットサン ブルーバード エステートワゴン 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.218
全長:4,145㎜
全幅:1,560㎜
全高:1,435㎜
ホイールベース:2,420㎜
トレッド(前/後):1,275mm/1,260mm
車両重量:940㎏
サスペンション(前/後):ストラット/リーフリジッド
ブレーキ(前後共):ドラム
タイア:5.60-13-4PR
ダットサン ブルーバード エステートワゴン エンジン主要諸元
エンジン型式:L13型(直列4気筒・OHC)
総排気量:1,296㏄
最高出力:53kW(72ps)/6,000rpm
最大トルク:103N・m(10.5kgm)/3,600rpm