横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年2月12日から5月11日までの予定で、ヘリテージカーを特別展示するイベント「NISSAN COLOR DESIGN STORIES」を開催している。
ボディカラーをテーマにした展示で、歴代日産車の中から特徴的な色の車両を展示している。
今回は2月12日から2月22日まで「Vol.1 – BI-COLOR COLLECTION」として展示された、ダットサン フェアレディを紹介する。
ダットサン フェアレディ(1961年・SPL213型)
ダットサンフェアレディは、日本のスポーツカーとして初めてアメリカへ輸出されたモデル。
展示車もアメリカ向けの左ハンドル車である。
流麗なボディラインや、曲線を描くモールで分割されたレッドとホワイトの2トーンは、若者たちへ向けたエモーショナルなカラーリング。
展示車はデフオイルが漏れているらしく、デフケースに白い布を巻いて展示されていた。
ダットサン フェアレディ 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.274
全長:4,025㎜
全幅:1,475㎜
全高:1,380㎜
ホイールベース:2,220㎜
トレッド(前/後):1,186mm/1,177mm
車両重量:890㎏
サスペンション(前/後):トーションバー独立懸架/平行リーフリジッド
ブレーキ(前後共):ドラム
タイア:5.20-14-4PR
ダットサン フェアレディ エンジン主要諸元
エンジン型式:E1型(直列4気筒・OHV)
総排気量:1,189㏄
最高出力:40kW(55ps)/4,800rpm
最大トルク:86N・m(8.8kgm)/3,600rpm