歴代の日産セレナが2016年8月24日と25日に日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
5代目・C27型のデビューにちなんだもので、初代から4代目までが展示された。
初代セレナ(1991-1999年)
小ぶりなボンネットを持つセミキャブスタイルでデビュー。
全長4,315㎜のサイズながら3列シート・8人乗りのパッケージングが特徴で、後輪マルチリンクサスペンションを採用。
一部グレードには4輪操舵システム「スーパーHICAS」も用意された。
2代目セレナ(1999-2005年)
ファミリーカーの本質を突いた「モノより思い出。」のキャッチコピーは、広告の世界でも話題となった。
両側スライドドア、FF方式の採用で使い勝手は確実に進化。
主要グレードには環境性能とダイレクトな加速を両立したハイパーCVTが装備された。
3代目セレナ(2005-2010年)
現在に続くセレナのイメージの原型を作った画期的なモデル。
2007年~2009年まで3年連続でミニバン販売台数1位となった。
サイドウインドウがフロントドアからホップアップする「シュプールライン」は、現在のセレナにも受け継がれるデザイン要素となっている。
4代目セレナ(2010-2016年)
3代目の室内空間の広さや使い勝手の良さといった長所をそのままに、環境性能に磨きをかけたモデル。
直噴2リッターエンジンにスターターとオルタネーターを兼用したECOモーターによるアイドリングストップを投入。
2012年にはスマートハイブリッド「S-HYBRID」を追加した。