日産 S13型シルビアを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年5月12日から8月20日までの予定で、ヘリテージカーを特別展示するイベント「よみがえる日産の名車たち」を開催している。

歴史的車両の再生をテーマにした展示で、座間記念庫の「日産ヘリテージコレクション」の中から、過去2年以内にレストアされた延べ14台が展示される。
今回は7月6日から7月19日まで展示されている、S13型シルビアを紹介する。

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日産 シルビア Q’s(1988年・S13型)

日産 シルビア Q's

1988年(昭和63年)5月に発売された5代目シルビア(S13型)は、デザインの美しさと走りの楽しさで若者に人気を博したモデル。
通産省選定グッドデザイン賞や1988年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

日産 シルビア Q's

前期型のエンジンはCA18型で、J’s(ジェイズ)とQ’s(キューズ)が自然吸気で135psのCA18DE型、K’s(ケーズ)がターボで175psのCA18DET型を搭載。
後期型ではSR20型に変更され、自然吸気が140ps、ターボが205psに出力が向上した。
リヤサスペンションには日産車として初めてのマルチリンク式を採用しており、オプションで4輪操舵システム「HICAS-Ⅱ(ハイキャスツー)」を装着することもできた。
FR(後輪駆動)で車両重量もおよそ1,200㎏と軽量だったため、軽快な走りがサーキット走行やドリフトの愛好家からも歓迎された。

グレード名のJ’s(ジェイズ)・Q’s(キューズ) ・K’s(ケーズ)はトランプのジャック・クイーン・キングに由来しており、リヤフェンダーにエンブレムが装着されていた。
展示車は前期型Q’sのオプション非装着車だが、実際の販売ではアルミホイールやリヤスポイラー、プロジェクターヘッドランプのセットオプション装着車が多く売れた。

日産 シルビア Q's

内装デザインも外観に呼応するように有機的なデザインとなっている。

日産 シルビア Q's
日産 シルビア Q's

オーディオのスピーカーは、当時の日産車が積極的に採用していた「PROアコースティックサウンドシステム」。
展示車は寒冷地仕様で、リヤウインドウにステッカーが貼られている。

日産 シルビア Q's

この展示車は元々「ブルーイッシュシルバー2トーン」のボディカラーだったが、発売当時のイメージカラーである「ライムグリーン2トーン」へと塗り替えられている。
塗り替えられる前の姿とCA18DE型エンジンの写真は下記リンクを参照。

日産 シルビア Q’s 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.115
全長:4,470㎜
全幅:1,690㎜
全高:1,290㎜
ホイールベース:2,475㎜
トレッド(前/後):1,465mm/1,460mm
車両重量:1,170㎏
サスペンション(前/後):ストラット/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア:185-70R14 87S

日産 シルビア Q’s エンジン主要諸元

エンジン型式:CA18DE(直列4気筒・DOHC)
総排気量:1,809㏄
最高出力:99kW(135ps)/6,400rpm
最大トルク:159N・m(16.2kgm)/5,200rpm