ル・マン総合3位のR390GT1を展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、ル・マン参戦ヒストリーとして2014年6月10日から7月18日までル・マン24時間レースと関わりのある車両が展示されている。

その中には、1998年のル・マンで総合3位になったR390GT1の実車が展示されている。

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4台とも上位完走

r390gt1レースカー

1998年6月6・7日のル・マン24時間レースで、日産は4台のR390GT1で参戦した。
展示車の32号車のドライバーは元祖・日本一速い男の星野一義、後にF1に乗ることになる鈴木亜久里、当時若手だった影山正彦で、予選14位からスタートして総合3位となり表彰台を獲得した。

4台のR390GT1の戦績は、
32号車(星野一義/鈴木亜久里/影山正彦):予選14位・決勝3位(347周)
30号車(J・ニールセン/F・ラゴルス/M・クルム):予選10位・決勝5位(342周)
31号車(E・コマス/J・ラマース/A・モンテルミーニ):予選13位・決勝6位(342周)
33号車(黒沢琢弥/影山正美/本山哲):予選19位・決勝10位(319周)
この年のル・マンは出走47台、完走23台であった。

r390gt1レースカー

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ニッサンR390GT1(1998年ル・マン24時間レース総合3位)

ヘリテージコレクションNo.183
全長:4,720㎜
全幅:2,000㎜
全高:1,090㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,710/1,640㎜
車両重量:1,000㎏以上
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後):AP製6ポッド・カーボン ABS付/AP製6ポッド・カーボン ABS付
タイア(前・後):280/35R18・335/40R18

エンジン主要諸元

エンジン型式:VRH35L(V8・DOHCツインターボ)
総排気量:3,495㏄
最高出力(ネット):478kW(650ps)以上/6,800rpm
最大トルク(ネット):706N・m(72.0kgf・m)以上/4,400rpm

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