スカイラインGT-Rのニュルブルクリンクでのタイムアタックに使用された車両が、日産グローバル本社ギャラリーで2019年6月4日から6月30日まで展示されている。
2019年7月4日追記:展示期間が7月17日まで延長された。
スカイラインGT-R ニュルブルクリンク タイムアタック車(1994年・BCNR33型)
9代目スカイライン(R33型)は1993年(平成5年)に発売されたが、GT-Rは1995年(平成7年)に発売された。
前後重量バランスを改善するために、バッテリーをトランクルームに配置していた。
展示車はドイツのニュルブルクリンクでのタイムアタックに使用された車両で、市販車に近い仕様の試作車。
車内にはアルミ製のロールケージが取り付けられている。
フロントスポイラーには、現地のナンバープレートを取り付けていた穴が残されている。
現地の法規に合わせるため、リヤフォグランプも追加されている。
R33GT-Rはニュルブルクリンクで前モデルのR32GT-Rより21秒速い、7分59秒のタイムを記録。
広告のキャッチコピーは「マイナス21秒ロマン。」で、GT-R史上初めてテレビCMが制作された。
スカイラインGT-R ニュルブルクリンク タイムアタック車 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.346
全長:4,675㎜
全幅:1,780㎜
全高:1,360㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,480㎜/1,490㎜
車両重量:1,530㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア:245/45ZR17
スカイラインGT-R ニュルブルクリンク タイムアタック車 エンジン主要諸元
エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,800rpm
最大トルク:368N・m(37.5kgf・m)/4,400rpm