限定500台のスカイライン GT-R NISMOを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年5月12日から8月20日までの予定で、ヘリテージカーを特別展示するイベント「よみがえる日産の名車たち」を開催している。

歴史的車両の再生をテーマにした展示で、座間記念庫の「日産ヘリテージコレクション」の中から、過去2年以内にレストアされた延べ14台が展示される。
今回は5月12日から5月24日まで展示されている、スカイライン GT-R NISMOを紹介する。

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スカイライン GT-R NISMO(1990年・BNR32型)

8代目スカイライン(R32型)のGT-Rは1989年(平成元年)8月に発売され、16年ぶりの復活が話題となった。
1990年(平成2年)2月には、グループAレース車両のベース車である「GT-R NISMO」が500台の限定車として発売された。

スカイライン GT-R NISMO

「GT-R NISMO」はグループAレースのレギュレーションで改造が禁止されている部分にあらかじめレース用の対策を施したモデル。
ターボチャージャーはカタログモデルの「GT-R」が低中速のレスポンスを考慮したセラミック製タービンだったのに対し、「GT-R NISMO」では高回転のパワーとレースでの耐久性を重視したメタル製タービンを採用。

スカイライン GT-R NISMO

冷却性能向上のため、フロントバンパーのエアインテーク追加、インタークーラー保護ネット廃止、フードトップモールを追加。
サイドにはサイドシルスポイラー、リヤには小型スポイラーが追加されている。

レースで不要となるエアコン、オーディオ、ABS、リヤワイパーを省略して30㎏の軽量化が図られ、車両重量は1,400㎏となっている。

スカイライン GT-R NISMO

「GT-R NISMO」のボディカラーはガングレーメタリックのみだったが、この個体は以前のオーナーによってブルーメタリックに塗り替えられ、社外品のマフラーが装着された状態で記念庫に保存されていた。
その後レストアによって元のボディカラーと純正マフラーに戻され、今回の展示となった。

スカイライン GT-R NISMO

レストア前に展示された際の記事は下記リンクを参照。

スカイライン GT-R NISMO 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.405
全長:4,545㎜
全幅:1,755㎜
全高:1,340㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,480mm/1,480mm
車両重量:1,400㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア:225-50R16

スカイライン GT-R NISMO エンジン主要諸元

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHC・ツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,800rpm
最大トルク:353N・m(36.0kgm)/4,400rpm