日産グローバル本社ギャラリーでは、2017年2月19日から3月26日まで、日産モータースポーツ特別展示イベントを開催している。
今回は2017年2月19日から3月10日まで展示された、1999年シーズンのペンズオイル ニスモGT-Rを紹介する。
ペンズオイル ニスモGT-R(1999年・BNR34型)
レースに勝つために生まれたスカイラインGT-Rは、1999年(平成11年)にデビューしたBNR34型でも高性能を発揮した。
この展示車は、BNR34型のデビューイヤーである1999年シーズンの全日本GT選手権(JGTC)でシリーズチャンピオンを獲得し、前年度のBCNR33型に続いて2連覇を果たした。
市販車のスカイラインGT-Rは電子制御トルクスプリット4WD「ATTESA E-TS」を装備していたが、JGTC車両ではレギュレーション上有利なFRを採用していた。
ヘリテージコレクションNo.180
全長:4,600㎜
全幅:1,885㎜
ホイールベース:2,665㎜
トレッド(前/後):1,565mm/1,540mm
車両重量:1,200㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):6ポッドベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):315-40-R18/335-40-R18
エンジン主要諸元
エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,708㏄
最高出力:368kW(500ps)/6,000rpm
最大トルク:706N・m(72.0kgm)以上/4,400rpm