日産ギャラリーで2014年1月20日から2月12日まで開催された、新型ティアナデビューイベント。
新型ティアナには、日産が積極的に採用を進めているアラウンドビューモニターの他、安全運転をアシストする装備が設定される。
新型ティアナのアラウンドビューモニター
クルマを真上から見下ろした視点で周囲の様子が分かるアラウンドビューモニターは全長4,880㎜、全幅1,830㎜と日本の路上では大柄なボディサイズのティアナには便利な装備。
後退時のバックビューの他にも、スイッチ操作で真上から見た視点を映すトップビュー・前方を映すフロントビュー・左前輪付近を移すサイドブラインドビューの映像を切り替えることができる。
ドライバーが確認しづらい左前方や後方の位置確認がしやすくなり、安心して駐車ができる。
MOD(Moving Object Delection・移動物検知)機能は、アラウンドビューモニターの画面上に動く物体があると、ディスプレイに「MOD」と表示されてドライバーに注意を促す。
シフトレバーがP・Nレンジではトップビューで、Dレンジの発進時にはフロントビュー、Rレンジではバックビューで横切る物体を検知する。
アラウンドビューモニターはナビゲーションシステムとのセットオプションとなっており、新型ティアナデビューイベントでは、日産銀座ギャラリーと日産グローバル本社ギャラリーに展示された8台の展示車すべてに装着されていた。
ディーラーオプションのナビゲーションシステムは3種類が設定されている。
安全運転をアシスト
アラウンドビューモニターに加え、ドライビングサポート機能も2種類装備されている。
これらはアラウンドビューモニター用のバックビューカメラとMOD機能を利用したもの。
BSW(Blind Spot Warning・後側方車両検知警報)は後側方に接近する車両を検知して、メーターパネル内のディスプレイとドアミラー付近のインジケーターで表示する。
車両を検知している時にウインカーを出すと警告音で注意を促す。
もう一つはLDW(Lane Departure Warning・車線逸脱警報)で、60km/h以上で走行中にドライバーが意図していないにもかからわず車線を逸脱しそうになった際、ディスプレイ表示とブザーでドライバーに警告する。
グーグルとフェイスブックを活用
メーカーオプションのナビゲーションシステムには、スマートフォン連携機能を搭載した新世代ナビゲーションシステム「Nissan Connectナビゲーションシステム」を採用。
グーグルのデータを活用して現在地の周辺スポットの検索や、目的地の最新情報を表示してナビの目的地に設定したり、ハンズフリーで電話を掛けることが可能。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)にも対応しており、フェイスブックの投稿内容やメッセージの作成・送信が画面上で行える。
最新イベント上の位置情報を目的地に設定することもできる。
この「NissanConnect ナビゲーションシステム」はアラウンドビューモニターなどとセットでメーカーオプションとなっている。
セット内容と価格は下記の通り。
■NissanConnect ナビゲーションシステム
(7インチワイドディスプレイ、ハンズフリーフォン、VICS(FM多重)、ボイスコマンド、Bluetooth対応、DVD/CD再生機能、ミュージックボックス、USB接続、iPod対応、TVチューナー、AM/FMラジオ、FMダイバーシティ、外部入力端子、ETCユニット、カーウイングス対応、スマートフォン連携機能)
・アラウンドビューモニター(MOD[移動物検知]機能付)
・ステアリングスイッチ
(オーディオ/ナビ、アドバンスドドライブアシストディスプレイ操作、ボイスコマンド、ハンズフリーフォン、クルーズコントロールなど)
・LDW(車線逸脱警報)
・BSW(後側方車両検知警報)
・クルーズコントロール
・6スピーカー(XEのみ)
セット価格:307,650円(XV・XL)、318,150円(XE)