日産グローバル本社ギャラリーでは、オープンカーの展示イベント「オープンエア・モータリング Drive The Open Sky」を2017年4月1日から5月21日まで開催している。
期間中は計8台が展示される予定で、2017年4月1日から4月14日まではダットサンスポーツが展示されている。
ダットサン スポーツ（1952年・DC-3型）
片山豊氏が企画したダットサンスポーツは、1952年（昭和27年）1月、DB-2型と同じ20psのエンジンを搭載したシャシーに太田祐一氏のデザインした斬新なボディを搭載したショーモデルだったが、好評を受けて20台が販売された。
国産車で初めてスポーツを名乗った、スポーツカーの誕生だった。
後のダットサンフェアレディやフェアレディZに続く、日産スポーツカーの先駆けとして記念碑的な存在のモデルである。
ヘリテージコレクションNo.011
全長：3,510㎜
全幅：1,360㎜
全高：1,450㎜
ホイールベース：2,150㎜
トレッド（前/後）：1,048mm/1,180mm
車両重量：750㎏
サスペンション（前/後）：横置リーフ/平行リーフ・リジッド
ブレーキ（前後共）:ドラム
タイア：5.50-15-4PR
エンジン主要諸元
エンジン型式：D10(直列4気筒・サイドバルブ)
総排気量：860㏄
最高出力：15kW(20ps)/3,600rpm
最大トルク：48N・m(4.9kgm)/2,000rpm
