東京・銀座の日産クロッシングでは、大相撲五月場所で使用された歴代スカイラインの懸賞幕を2017年6月5日から7月31日までの予定で展示している。
大相撲五月場所は2017年5月14日から5月28日まで両国国技館で開催され、19年振りの日本出身の横綱・稀勢の里や、新入幕から2場所連続で勝ち越した宇良関の取り組みで話題となった。
歴代スカイライン懸賞幕
懸賞幕とは懸賞がかけられている取組にスポンサーや商品名が書かれた懸賞旗のことで、呼出(よびだし)が掲げながら土俵を一周する。
これが多ければ多いほど懸賞金も多くなる。
この懸賞幕はスカイライン誕生60周年を記念して制作されたもので、浮世絵画家の葛飾北斎が描いた「富嶽三十六景」をモチーフとして、日本の最高峰である富士山と時代の先端を駆け抜けてきた歴代スカイラインの存在を重ね合わせた表現となっている。
これまでに登場した13代のスカイラインが浮世絵となって富嶽三十六景と共演している絵柄は、浮世絵イラストレーターの大管雅晴氏によって制作された。