日産グローバル本社ギャラリーでは、オープンカーの展示イベント「オープンエア・モータリング Drive The Open Sky」を2017年4月1日から5月21日まで開催している。
期間中は計8台が展示される予定で、2017年4月1日から4月14日まではフェアレディ2000が展示されている。
フェアレディ2000(1967年・SR311型)
2代目ダットサン フェアレディは、ブルーバードのシャシーに1.5リッターエンジンを搭載したスポーツカー・SP310型として1962年(昭和37年)にデビューした。
1965年(昭和40年)には1.6リッターのフェアレディ1600(SP311型)が追加され、さらに1967年(昭和42年)には2リッターエンジンを搭載したフェアレディ2000(SR311型)が登場した。
ソレックスキャブレターを装備した最高出力145psのU20型エンジンを搭載し、0-400m加速15.4秒、最高速度205km/hという当時の国産車最速の性能を誇った。
展示車は初期の日本仕様車で、フェンダーミラーが付いていない。
ヘリテージコレクションNo.348
全長:3,910㎜
全幅:1,495㎜
全高:1,300㎜
ホイールベース:2,280㎜
トレッド(前/後):1,275mm/1,200mm
車両重量:910㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/リーフ・リジッド
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:5.60S-14-4P
エンジン主要諸元
エンジン型式:U20(直列4気筒・SOHC)
総排気量:1,982㏄
最高出力:107kW(145ps)/6,000rpm
最大トルク:176N・m(18.0kgm)/4,800rpm