エクストレイル(T32型)のナビゲーションシステムはメーカーオプション1種類とディーラーオプション3種類が設定され、ディーラーオプションには8インチの大画面を持つものもある。
日産ギャラリーで2013年12月11日から2014年1月5日まで開催されているデビューイベントで、銀座ギャラリーの展示車のカーナビはメーカーオプションのみが装着されているが、グローバル本社ギャラリーにはディーラーオプションの8インチカーナビと、メーカーオプションの7インチカーナビを装着した車両が展示されていたので紹介する。
画面が1.4倍の大きさに
新型エクストレイルのディーラーオプションとして設定された「MM513D-L」は8インチの画面を持つ。
これは現在主流の7インチと比べて1.44倍の大きさであり、画面表示部が横に19mm、縦に24mm拡大されている。
エクストレイル専用設計のため、画面左右のボタンとパネルはエクストレイルのインストルメントパネルに合わせたデザインとなっている。
これにより、ディーラーオプションにありがちな後付け感を緩和している。
単品価格は262,000円(取付費・消費税込)だが、「8インチツインモニタースペシャルパック」というセットも用意されている。
最新の安全装備がセットに
メーカーオプションのナビゲーションシステムは画面こそ現在主流となっている7インチのままだが、電源や音量などは操作しやすいダイヤル式となっている。
また、最新の安全装備4つがセットとなっている。
1.クルマを上空から見下ろした視点で表示し、クルマの前後を横切るものを検知して知らせる「アラウンドビューモニター(MOD[移動物検知]付)」
2.駐車の際のハンドル操作を自動で行う「インテリジェントパーキングアシスト」
3.車線変更の際に死角になりやすい斜め後方の車両接近を知らせる「BSW(後側方車両検知警報)」
4.車両のふらつきを検知して運転者に休憩を促す「ふらつき警報」
これらに加えてクルーズコントロールも装備され、ステアリングスイッチからオーディオ・ナビ・ハンズフリーフォン・クルーズコントロールが操作できるようになっている。
価格はセットで318,150円となっている。