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日産 FJ型エンジンを展示

「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2017横浜」が、2017年5月24日から5月26日までパシフィコ横浜で開催された。

会場では「自動車技術会 創立70周年特別展示」も行われ、日産車関連の展示も行われた。
今回は6代目スカイラインのRSに搭載されたFJ型エンジンを紹介する。

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FJ型エンジン

fj20et

1981年の発表当時、日本で唯一の1シリンダー・4バルブDOHCエンジン。
当時の日本では既存のブロックにカムシャフトを2本装備した2バルブのDOHCが一般的だったが、FJ型はブロックから専用開発され、小型軽量のバルブを吸排気で2個ずつとし、高回転でもバルブの追従性を向上させている。

燃料噴射には量産車で世界初のシーケンシャル・インジェクションを採用。
各気筒の燃焼状態とシリンダーの点火順序に合わせて、マイクロコンピュータ(マイコン)が理想的なタイミングで燃料を各気筒に噴射することで、高性能と低燃費を実現した。

2段駆動タイミングチェーンも採用され、1段駆動に比べて慣性質量を低減。
チェーンの張りは油圧装置で自動調整され、メンテナンスフリー化を実現した。

FJ20ET型諸元

型式:FJ20ET(直列4気筒・DOHCターボ)
ボア/ストローク:89㎜/80㎜
排気量:1,990㏄
圧縮比:8.0
最高出力:140kW(190ps)/6,400rpm
最大トルク:225kW(23.0kgm)/4,800rpm

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