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クリッパー後継車種はスズキからOEM供給

日産の軽トラック、NT100クリッパー

三菱自動車からOEM供給を受けている「NT100クリッパー」(写真は名称変更前の「クリッパー」)。

日産自動車は2013年8月29日、スズキ株式会社との間で軽商用車と軽ワゴンのOEM供給について基本合意したと発表した。
スズキの軽商用車と軽ワゴンを日産へOEM供給するというもので、2013年末の供給開始を予定している。
その理由は…

クリッパー後継車種はスズキからOEM供給

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クリッパーのベース車が生産終了に

現在、日産が発売している軽商用車は軽トラックの「NT100クリッパー」と軽バンの「NV100クリッパー」。
それぞれ、三菱自動車から「ミニキャブトラック」、「ミニキャブバン」のOEM供給を受けているが、三菱は同日、ガソリンエンジンを搭載した軽商用車の生産を終了し、後継車種については日産同様にスズキからOEM供給を受けることを発表。
そのため、ミニキャブの供給を受けられなくなる日産は軽商用車の調達先を三菱からスズキへと変更することとなった。

なお、スズキからOEM供給を受ける後継車種の車名は2013年8月30日現在日産も三菱も発表していないため、「クリッパー」や「ミニキャブ」の車名が存続するかは不明である。

2013年12月3日追記:スズキ「キャリイ」「エブリイ」のOEM供給となる新型クリッパーが2013年12月3日に発売された。
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次期ベース車キャリイも同じ日にフルモデルチェンジ

日産「クリッパー」、三菱「ミニキャブ」の後継車種のベース車について、スズキのどの車種になるのかは発表されていない。
しかしスズキでは三菱ミニキャブと同クラスの軽商用車である軽トラック「キャリイ」と軽バン「エブリイ」が発売されており、この2車種がベース車となる可能性が高いが、日産・三菱がOEM供給を受けると発表した2013年8月29日にキャリイが14年ぶりのフルモデルチェンジを受け、新型となった。

スズキによると、新型キャリイは先代より50㎏の軽量化を果たし、軽トラックではクラストップとなる18.6㎞/lの低燃費を実現。
衝突安全についても、最新の56㎞/hオフセット衝突法規に対応したという。

2013年8月29日にフルモデルチェンジしたスズキ キャリィ

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