日産の電気自動車「リーフ」にバッテリー容量を拡大した「リーフe+(イープラス)」が追加され、2019年1月9日に発表、1月23日に発売された。
日産グローバル本社ギャラリーでは、日産の電気自動車の歴史を紹介したパネルが展示された。
日産の電気自動車の歴史
1947年 たま電気自動車
最高出力4.5psのモーターを搭載した4名乗車の電気自動車。
1951年(昭和26年)ごろまでタクシーとしても使われていた。
グローバル本社ギャラリーに展示された際の記事は下記リンクから。
1996年 プレーリージョイEV
リチウムイオン電池を搭載した世界初の電気自動車として発売。
最高速度120㎞/h、航続距離200㎞を実現した。
国立極地研究所 北極観測センターの支援車として6年間無故障で使用されるという高い信頼性を誇った。
グローバル本社ギャラリーに展示された際の記事は下記リンクから。
1999年 ハイパーミニ
都市コミューターとして開発された2名乗車の電気自動車で、2000年2月に発売された。
アルミスペースフレームの車体にネオジム磁石モーターとリチウムイオン電池を搭載し、最高速度100km/h・航続距離115㎞。およそ280台が生産された。
グローバル本社ギャラリーに展示された際の記事は下記リンクから。
2010年 初代リーフ
世界初の量産型電気自動車で、ラミネート型バッテリーセル192個を直並列に接続し、3リッターガソリンエンジンと同等の出力となる80kW/280Nmを発生した。
航続距離は200㎞(JC08モード)。
2012年 初代リーフ 1stマイナーチェンジ
パワートレインの改良で、航続距離を228㎞(JC08モード)に向上。
別々だった充電器とDC/DCコンバータを一体化して車両重量を80㎏軽量化(1,520㎏→1,440㎏)した。
2015年 初代リーフ 2ndマイナーチェンジ
バッテリー構造と素材の見直しによって、サイズを変えずに容量を24kwhから30kwhにアップ。
航続距離を280㎞(JC08モード)へ延長した。
2017年 2代目リーフ
最新のバッテリー技術でバッテリーを40kwhに大容量化し、航続距離は322km(WLTCモード)・400km(JC08モード)となった。
インバーターの性能も向上したことで、最高出力は80kWから110kWとなった。
2019年 2代目リーフe+
デザインや室内空間を犠牲にせず、バッテリー容量を55%アップし、62kwhとなった。
航続距離は458km(WLTCモード)・570km(JC08モード)。
モーター出力は160kWに向上した。
リーフe+の記事は下記リンクを参照。