横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年8月21日から11月27日までの予定で、特別展示イベント「世界に挑め。日産グローバルモータースポーツ60年~ 60 years of NISSAN International Motorsport~」を開催している。
日産が海外でのモータースポーツ活動を始めてから60年となるのを記念して、ヘリテージカーの中から代表的な競技車両14台が2台ずつ7回に分けて展示される。
今回は8月21日から9月2日まで展示されている、ダットサン 1000セダン 富士号を紹介する。
ダットサン 1000セダン 富士号(1958年・210型)
日産が初めて海外のモータースポーツに参戦した際に使用された車両。
ボディカラーが赤の「富士号」とピンクの「桜号」の2台で1958年(昭和33年)8月、オーストラリア一周ラリーに挑んだ。
富士号は19日間で16,000㎞を走破して完走し、排気量1,000㏄以下の「Aクラス」で優勝、桜号もクラス4位となった。
日産自動車創立80周年のイベントに展示された際の記事は下記リンクを参照。
ウェットスーツの素材で古い車を直す ダットサン210富士号
ダットサン富士号が2013年12月23日の日産自動車の創立80周年を記念したパレードの際、ダットサン12型フェートンとともに日産グローバル本社ギャラリーのエントランス前にあるピロティに展示された。
オートモビルカウンシル2018に展示された際の写真は下記リンクを参照。
日産 オートモビルカウンシル2018にダットサン 富士号を展示
ヘリテージカーのイベント「オートモビルカウンシル2018」が2018年8月3日から5日まで、千葉県の幕張メッセで開催された。
日産ブースでは、海外モータースポーツ活動60年を記念して「60years of performance」という出展テーマでコンセプトカー1台とヘリテージカー3台が展示された。
今回は60年前に日産が初めて海外のモータースポーツに参戦した、ダットサン1000 セダン 富士号を紹介する。
日産ブースでは、海外モータースポーツ活動60年を記念して「60years of performance」という出展テーマでコンセプトカー1台とヘリテージカー3台が展示された。
今回は60年前に日産が初めて海外のモータースポーツに参戦した、ダットサン1000 セダン 富士号を紹介する。
市販車のダットサン1000の記事は下記リンクを参照。
日産乗用車初の対米輸出
日産の乗用車として初めてアメリカへ輸出され、海外ラリーでも活躍したことでも知られるダットサン1000(210型)が、2013年7月9日から8月23日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示されている。
ダットサン1000 セダン 富士号 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.017
全長:3,860㎜
全幅:1,466㎜
全高:1,535㎜
ホイールベース:2,220㎜
トレッド(前/後):1,170mm/1,180mm
車両重量:925㎏
サスペンション(前/後):縦置きリーフ/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイア:5.00-15-4PR
ダットサン1000 セダン 富士号 エンジン主要諸元
エンジン型式:C型(直列4気筒・OHV)
総排気量:988㏄
最高出力:25kW(34ps)/4,400rpm
最大トルク:65N・m(6.6kgm)/2,400rpm