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日産 1986年ル・マンのR86Vを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2017年2月1日から3月31日まで「日産グループCカー・クロニクル」という展示イベントが開催されている。

このイベントは、1992年に日産がデイトナ24時間レースで総合優勝してから25周年となることを記念したイベントで、2017年2月19日から3月2日まではR86Vが展示された。

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日産 R86V(1986年・R86V型)

日産 R86V

全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)の1986年(昭和61年)シーズンのために作られたマシン。

イギリスのマーチ社製シャシーに日産製V6ツインターボエンジンを搭載。
サイドラジエーター方式の採用により、空力性能を向上させたのが特徴であった。

1986年のル・マン24時間レースに星野一義・松本恵二・鈴木亜久里組で参戦したが、決勝でリタイアした。
全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)では、開幕戦が星野一義・荻原光組、第3戦以降は星野一義・中子修組のマシンとして活躍した。

ヘリテージコレクションNo.108
全長:4,794㎜
全幅:1,985㎜
全高:1,094㎜
ホイールベース:2,671㎜
トレッド(前/後):1,602mm/1,553mm
車両重量:850㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):4ポッド13インチ ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):280-600-16/350-680-16

エンジン主要諸元

エンジン型式:VG30ET(V型6気筒・OHCツインターボ)
総排気量:2,966㏄
最高出力:500kW(680ps)以上/8,000rpm
最大トルク:735N・m(75.0kgm)以上/5,500rpm

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