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日産 プリメーラのレーシングカーを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年8月21日から11月25日までの予定で、特別展示イベント「世界に挑め。日産グローバルモータースポーツ60年~ 60 years of NISSAN International Motorsport~」を開催している。

日産が海外でのモータースポーツ活動を始めてから60年となるのを記念して、ヘリテージカーの中から代表的な競技車両14台が2台ずつ7回に分けて展示される。
今回は11月13日から11月25日まで展示されている、2代目プリメーラの英国ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車を紹介する。

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プリメーラGT 1999年英国ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車(1999年・HP11型)

プリメーラGT 1999年英国ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車

1992年(平成4年)頃、イギリスでは排気量2リッターの4ドアセダンによるツーリングカーレース「BTCC(英国ツーリングカー選手権)」がブームとなった。
日産は当時イギリスで現地生産していた初代プリメーラ(P10型)で1993年(平成5年)から参戦。
1997年(平成9年)からは1995年(平成7年)にフルモデルチェンジしていた2代目プリメーラ(P11型)で参戦した。

1999年(平成11年)シーズンのプリメーラはローレン・アイエロとデイビッド・レズリーがドライブする2台が参戦し、ボルボS40、ルノーラグナ、フォードモンデオ、ホンダアコード、ボグゾールベクトラと競争を繰り広げた。

プリメーラは26戦中13勝を挙げ、アイエロがドライバーズタイトルを獲得。
ドライバー・チーム・マニュファクチャラーズの3部門でタイトルを獲得した。

展示車は日産が保存している車両で、日産はタイトルを獲得した実車であると説明しているが、実車は現在もイギリスにあり、日産に保存されているのは同型車だという説もある。

プリメーラGT 1999年英国ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.175
全長:4,450㎜
全幅:1,730㎜
全高:1,290㎜
ホイールベース:2,610㎜
トレッド(前/後):1,500mm/1,514mm
車両重量:975㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):AP製ベンチレーテッドディスク
タイア(前後共):21-65-19(ミシュラン製)

プリメーラGT 1999年英国ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車 エンジン主要諸元

エンジン型式:SR20DE(直列4気筒・DOHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:221kW(300ps)以上/8,300rpm
最大トルク:265N・m(27.0kgf・m)以上/8,000rpm

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