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日産 レストアされたダットサン14型トラックを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年5月12日から8月20日までの予定で、ヘリテージカーを特別展示するイベント「よみがえる日産の名車たち」を開催している。

歴史的車両の再生をテーマにした展示で、座間記念庫の「日産ヘリテージコレクション」の中から、過去2年以内にレストアされた延べ14台が展示される。
今回は8月1日から8月20日まで展示されている、ダットサン14型トラックを紹介する。

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ダットサン 14型トラック(1935年・14型)

ダットサン 14型トラック

日産自動車の歴史は、1933年(昭和8年)12月の「自動車製造株式会社」設立から始まった。
翌1934年(昭和9年)に「日産自動車株式会社」に社名変更しているが、日産自動車では1933年の自動車製造株式会社の設立が会社創業であると発表している。

当時の日本では珍しい年産1万台規模の本格的な量産に取り組み、翌1935年(昭和10年)に横浜市の新工場で最初に生産されたのがダットサン14型である。
排気量722㏄の7型エンジンは戦前の設計だが、ピストンはアルミ、クランクシャフトにはボールベアリングを用いた当時としては先進的な設計だった。

展示車は横浜工場での大量生産が始まった1935年式で、日産ヘリテージコレクション最古の商用車。
2016年(平成28年)から2年がかりでフルレストアされ、走行可能な状態となった。

ダットサン14型ロードスターの記事は下記リンクを参照。

ダットサン 14型トラック 主要諸元

全長:2,790㎜
全幅:1,190㎜
全高:1,600㎜
ホイールベース:2,005㎜
トレッド(前/後):990mm/1,026mm
車両重量:580㎏
サスペンション(前/後):横置きリーフ/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ロッド式ドラム/ロッド式ドラム
タイア:4.00-24バルーン

ダットサン 14型トラック エンジン主要諸元

エンジン型式:7型(直列4気筒・サイドバルブ)
総排気量:722㏄
最高出力:11kW(15ps)/3,600rpm

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