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ダットサン 14型ロードスターを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、展示イベント「The Game Changers 革新をもたらしたクルマたち」を2017年10月7日から2018年1月8日まで開催している。

このイベントは歴代日産車の中から、従来の固定観念を打破して新しい価値を生み出したクルマを紹介するというもの。
イベント期間中は展示車の入れ替えが行われ、計12台が展示される。
今回は2017年12月16日から2018年1月8日まで展示されているダットサン14型ロードスターを紹介する。
2017年12月28日~2018年1月1日は休館日となる。

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ダットサン 14型ロードスター(1935年・14型)

ダットサン 14型ロードスター

1920年代、町には市電や自転車が走っているだけで、自動車の姿はなかった。
日産自動車は、1933年(昭和8年)12月の「自動車製造株式会社」設立時点でスタートし、翌年「日産自動車株式会社」に社名変更した。
ダットサンは1935年(昭和10年)日本で初めての流れ作業で大量生産された自動車で、年間1万台近くを生産したことで購入しやすい価格となった。

ダットサンはデパートの配達や医師の往診用に使われ、自家用車として購入する人も徐々に増えていった。
日本人が初めて、自動車のある暮らしを体験した時代の車である。

ダットサン14型は1935年に横浜市の工場で最初に生産されたモデル。
フロントグリルの上にはウサギのマスコットが付けられているが、これはダットサンの「ダット」が日本語の「脱兎」と同じ音ということで付けられた。
ちなみに脱兎とは逃げていくウサギのことで、非常に速いことの例えとして使われる。

ダットサン 14型ロードスター 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.002
全長:2,790㎜
全幅:1,190㎜
ホイールベース:2,005㎜
トレッド(前/後):990mm/1,026mm
車両重量:550㎏
サスペンション(前/後):横置きリーフ/リーフ・リジッド
ブレーキ(前後共):ドラム
タイア:4.00-24バルーン

ダットサン 14型ロードスター エンジン主要諸元

エンジン型式:7型(直列4気筒・サイドバルブ)
総排気量:722㏄
最高出力:11kW(15ps)/3,600rpm

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