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日産 ダットサン セダンを展示

日産グローバル本社ギャラリーの「ヘリテージゾーン」では、2021年(令和3年)3月13日から6月23日まで戦後の日産乗用車の進化をテーマにした展示が行われ、1955年式のダットサン セダンが展示された。

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ダットサン セダン(1955年:A110型)

ダットサン セダン(1955年:A110型)

ダットサンセダンは日産が戦後初めて新設計した小型乗用車で、1955年(昭和30年)に発表された。
ボディはすべてのパネルがプレス成型となり、ボディの構造部材もそれまであった木製部分を持たない全金属製ボディとなった。

デザインは日産デザイン本部の創始者である佐藤章蔵によるもので、戦前のデザインとは異なる近代化されたデザインとなったが、エンジンは戦前の設計を引き継いだサイドバルブ方式のD10型が搭載されていた。
トランスミッションは4速MTで、最高速度は79km/hだった。

ダットサンセダンはのちに「ブルーバード」へと発展していく。

ダットサン セダン主要諸元

全長:3,860㎜
全幅:1,466㎜
全高:1,540㎜
ホイールベース:2,220㎜
トレッド(前/後):1,186㎜/1,180㎜
車両重量:890㎏
サスペンション(前/後):縦置リーフ/縦置リーフ
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイア:5.00-15-4PR

ダットサン セダン エンジン主要諸元

エンジン型式:D10型(直列4気筒・サイドバルブ)
総排気量:860㏄
最高出力:18kW(25ps)/4,000rpm
最大トルク:50N・m(5.1kgf・m)/2,400rpm

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