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日産 2代目スカイラインの2000GTを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、スカイライン60周年記念車「60th Limited」誕生を記念して、歴代スカイラインのヘリテージカーを2017年3月27から5月31日まで展示している。

2017年4月25日から4月28日と5月8日から5月31日までは、2代目スカイラインの2000GTが展示されている(5月22日を除く)。

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プリンス スカイライン 2000GT(1965年・S54B-2型)

プリンス スカイライン 2000GT

1965年(昭和40年)2月に登場したスカイライン2000GT(S54B-2型)は、前年3月に発売されたスカイラインGT(S54A-1型)をパワーアップしたモデル。

もともと直列4気筒1.5リッターエンジンのファミリーセダンだった2代目スカイラインに、日本グランプリ参戦のために急きょ直列6気筒2リッターエンジンを搭載することになり、エンジンルームが延長されたというエピソードが有名。

エンジンにイタリアのウェーバー社製40DCOEキャブレターを3個装着し、125馬力という当時としては大きな出力を誇った。
最高速度は180km/hに達し、国産最速のスポーツセダンとして人気となった。
展示車のエンジンルームには、桜井眞一郎氏のサインが入っていた。

ハイパワーに対応するため、トランスミッションは全ギアにシンクロを採用した。
マニュアルトランスミッションで全ギアにシンクロが装備されているのは現在では当たり前のことだが、当時は画期的だった。

ヘリテージコレクションNo.291
全長:4,255㎜
全幅:1,495㎜
全高:1,410㎜
ホイールベース:2,590㎜
トレッド(前/後):1,265mm/1,255mm
車両重量:1,070㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/リーフリジッド・トルクロッド付
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:5.60-13 6PR

エンジン主要諸元

エンジン型式:G7型(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,988㏄
最高出力:92kW(125ps)/5,600rpm
最大トルク:167N・m(17.0kgm)/4,400rpm

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