日産の自動運転技術「ProPILOT コンセプトゼロ」を搭載した試作車が、日産クロッシングで2023年(令和5年)3月31日から4月17日まで展示された。
ProPILOT コンセプトゼロ試作車
ベース車は日産スカイライン(V37型)で、緊急回避性能を向上させるための運転支援技術「グラウンド・トゥルース・パーセプション」技術を搭載している。
「グラウンド・トゥルース・パーセプション」技術は、物体の形状と距離を認識するLiDAR(ライダー)とカメラ、レーダーの情報を組み合わせ、周囲の状況の変化をリアルタイムで把握する技術。
この技術により、自動で緊急回避操作を行うことが可能となる。
日産はこの技術を2030年までにほぼすべての新型車に搭載することを目標として、開発を行っている。
アンテナ背面とリアバンパー中央にはカメラが追加されている。
ベース車の日産スカイライン(V37型)の記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/skylinehv_202207/
https://nissangallery.jp/ghq/v37400r_202212/