日産自動車とKONDO RACINGを運営する株式会社エムケイカンパニーは2018年10月1日、2019年から取り組むモータースポーツ活動について発表した。
発表会は東京・銀座にある日産クロッシングで行われ、その際に展示された「NISSAN GT-R NISMO GT3」2018年モデルが10月8日まで展示された。
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル
KONDO RACINGは、ドイツ・ニュルブルクリンクで行われる「ニュルブルクリンク24時間レース」に2019年~2021年の3か年計画で参戦する。
メカニックは全国の日産販売会社でGT-Rを取り扱う「NISMOパフォーマンスセンター」から派遣する。
ドライバーは松田次生選手/高星明誠選手/藤井誠暢選手/トム・コロネル選手の4名。
また、KONDO RACINGは日産・自動車大学校との合同プロジェクトでスーパー耐久シリーズに参戦しており、これまでの7年間で約2,000人の学生がメカニックのサポートやレース運営などに関わった。
この体制を強化し、2019年から参戦カテゴリーをSUPER GT GT300クラスに変更。
メカニックも日産・自動車大学校だけでなく、全国の日産販売会社からも派遣する。
ドライバーは未定。
展示車のNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルは、ニュルブルクリンク24時間レース参戦車。
2018年モデルでは、エンジン搭載位置を15㎝下げると同時に後方にも15㎝移動し、重量バランスの改善が図られている。