2022年(令和4年)5月25日~27日、パシフィコ横浜で「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」が開催された。
部品メーカーのブースに展示されていた、日産車の部品を紹介する。
「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」日産車の部品展示
ジヤトコ株式会社の9速AT「JR913E」とアリア用ギヤ&シャフト
後輪駆動用で、トルク容量700Nm。
マグネシウム製ケースや樹脂製オイルパンで軽量化を図ったほか、シャフト支持をブッシュからフルベアリングに変更してフリクション低減を図った。
フェアレディZ(RZ34)のために開発されたが、スポーツカーは販売台数が少ないことから北米向けピックアップトラック「タイタン」用という名目で開発予算を確保して開発が行われ、タイタンにも搭載された。
アリアの減速機に組み込まれている、ファイナルギア、アウトプットギア&シャフト、インプットシャフト、パーキングホイールも展示された。
リョービ株式会社のアリア用カウルトップカバー
補強用のリブが見えるよう裏返しにして展示されていた。
ダイカスト工法で作られており、材質はリョービが開発したRMH-Tという合金が使われている。
2,500トンの鋳造機を用いることで質量を4.9㎏に収めた。
市光工業のノート用LEDヘッドランプ
ノートにメーカーオプションで設定されている。
LEDのランプユニットとライトコントロールユニット、ADBドライバーで構成されている。
「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」日産キャシュカイのホワイトボディは下記リンクから。
https://nissangallery.jp/nissan-news/aee2022qashqai_202209/
https://nissangallery.jp/nissan-news/aee2019toray_201907/
https://nissangallery.jp/nissan-news/toray_201806/
https://nissangallery.jp/nissan-news/ryobi_201806/