日産 6代目スカイラインの「フットセレクター」を展示

「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2017横浜」が、2017年5月24日から5月26日までパシフィコ横浜で開催された。

会場では「自動車技術会 創立70周年特別展示」も行われ、日産車関連の展示も行われた。
今回は6代目スカイライン(R30型)に世界初採用された技術「フットセレクター」を紹介する。

スポンサーリンク

フットセレクター

フットセレクター

街中ではゆったりした快適な乗り心地、高速道路やワインディングではスポーツカー並みの足回りを1台のクルマで実現しようというのがフットセレクターの開発のねらいだった。

レーシングカーがサーキットのコースによってサスペンションのダンパー減衰力を変えることをヒントにして、室内から4輪同時にダンパー減衰力の切り替えができる、世界初のメカニズム。

フットセレクター

ダンパー上部に取り付けたソレノイドを作動させ、ピストンロッド内のコントロールロッドを回転させることで、オリフィスの開閉を制御して減衰力を変化させている。
室内のセンターコンソールのスイッチを操作することで、ソレノイドを前後同時に作動させることができ、「乗り心地重視の標準的な減衰力(ソフト)」と「操安性重視の高い減衰力(ハード)」を選択することができた。
世界初の技術として6代目・R30型スカイラインに搭載された。
6代目スカイラインの記事はこちら

フットセレクター

タイトルとURLをコピーしました