2010年6月の発売以来、個性的なデザインで評判のジュークが2013年8月26日に初のマイナーチェンジを受けた。
日産銀座ギャラリーでは、マイナーチェンジで追加された特別仕様車「15RX パーソナライズパッケージ」を展示している。
展示期間は2013年9月5日から9月30日の予定。
紫のジューク パーソナライズパッケージ
特別仕様車を展示
「15RX パーソナライズパッケージ」はジュークで最も売れているグレード「15RX TypeV」をベースとしてより個性的に仕立てた特別仕様車で、クールブラックの17インチアルミホイール、専用色のドアミラーとドアアウトサイドハンドルが装備される。
車両本体価格は1,943,550円で、ベース車15RX TypeVの52,500円高となる。
専用色のドアミラーとドアアウトサイドハンドルは、ボディカラーがナイトベールパープルの場合はブリリアントシルバーが、ボディカラーがパッションレッドの場合はブリリアントホワイトパールの組み合わせとなる。
なお、ジュークのボディカラーは9色が設定されているが、15RX パーソナライズパッケージはナイトベールパープルとパッションレッドの2色のみとなる。
展示車のボディカラーはナイトベールパープルで、ディーラーオプションのボンネットフード・バックドア・ドア上部のストライプ、ルーフスポイラー、シャークフィンアンテナが装着されている。
内装色はベース車同様にブラックとレッドの2色が選択可能で、展示車はブラック。
内装色ブラックの場合、センターコンソールとパワーウインドースイッチのフィニッシャーはダークグレーに、シートとドアトリムはブラックとなる。
ナビゲーションシステムはディーラーオプションだが、展示車にはマイナーチェンジ前に設定されていた機種が装着されている。
燃費と安全性を向上
2010年6月の発売以来、特別仕様車やグレードの追加が何度か行われてきたジュークだが、今回初めてのマイナーチェンジが行われた。
マイナーチェンジといっても以前から評価の高いデザインは変更せず、燃費の向上と安全装備の拡充が行われた。
ジュークには1.5リッターと1.6リッターターボの2種類のエンジンが用意されているが、1.5リッターエンジンにアイドリングストップが装備され、JC08モード燃費が従来の17.2km/lから18.0km/lに向上した。
1.6リッターターボについては変更はなく、JC08モード燃費は従来通り13.0km/l(2WD)、12.6km/l(4WD)となっている。
安全装備については、従来1.6リッター車のみに装備されていたVDC(横滑り防止装置)とTCS(トラクションコントロール)が1.5リッター車にも装備されたことで、ジューク全車にVDCとTCSが標準装備となった。
インストルメントパネルにはアイドリングストップとVDCのキャンセルスイッチが装備される。