日産 5代目フェアレディZを展示

日産グローバル本社ギャラリーのヘリテージゾーンでは、5代目フェアレディZが2022年(令和4年)1月10日~2月14日まで展示された。

スポンサーリンク

フェアレディZ バージョンST(2002年・Z33型)

フェアレディZ バージョンST

フェアレディZは4代目(Z32型)が2000年(平成12年)8月に生産中止となったが、海外では「Z(ズィー)カー」として知名度の高い車種のため、復活を望む声が多かった。

フェアレディZ バージョンSTのエンブレム

そこで、カルロス・ゴーンCEO(当時)が次期モデルの開発を決定し、2001年(平成13年)のデトロイトショーでコンセプトカーを発表。
2002年(平成14年)に5代目(Z33型)が発売された。

フェアレディZ バージョンSTのリヤビュー

エンジンはV型6気筒自然吸気、ボディは2シーターのみで、モデル途中でオープンボディの「ロードスター」を加えた。
6年間でZ32型を上回るおよそ23万6,000台が生産された。
展示車は生産初期の車両で、発表会で使用後にカルロス・ゴーンCEO(当時)が使用した個体である。

フェアレディZ バージョンSTの運転席

Z33の試作車とコンセプトカーは下記リンクから。

日産 フェアレディZ(Z33型)の試作車とコンセプトカーを展示
フェアレディZ プロトタイプが2020年9月16日に発表された。それに合わせて、横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、6世代に渡る歴代フェアレディZの展示「歴代フェアレディZが勢ぞろい!6世代の名車を展示!」が9月17日から9月24日まで行われた。今回は市販車だけでなく、普段は見られない車両開発の先行検討に使われた試作車とモーターショーで公開されたコンセプトカーの実車も展示された。

フェアレディZ バージョンST主要諸元

ヘリテージコレクションNo.284
全長:4,310㎜
全幅:1,815㎜
全高:1,315㎜
ホイールベース:2,650㎜
トレッド(前/後):1,535㎜/1,545㎜
車両重量:1,450㎏
サスペンション(前/後):マルチリンク/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):225/45R18 / 245/45R18

フェアレディZ バージョンSTエンジン主要諸元

エンジン型式:VQ35DE(V型6気筒・DOHC)
総排気量:3,498㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,200rpm
最大トルク:363N・m(37.0kgf・m)/4,800rpm

タイトルとURLをコピーしました