日産 Y31型セドリックを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2016年2月13日から3月31日まで「セドリック&グロリア展」を開催しており、後半である2月29日から3月31日までは230型セドリックとY31型セドリックが展示されている。

今回はY31型セドリックに設定されていたグランツーリスモSVを紹介する。

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セドリック グランツーリスモSV(1991年・Y31型)

セドリック グランツーリスモSV

1987年(昭和62年)6月に発売された7代目セドリック(Y31型)は、セドリック初の4輪独立懸架やDOHCエンジンが採用され、走行性能の向上が図られた。

そして、従来からの豪華グレード「ブロアム」に加えてスポーティグレードの「グランツーリスモ」が設定された。

セドリック グランツーリスモSV

グランツーリスモはフォグランプ内蔵の専用エアロバンパーを装備するフロントマスクが外観の特徴。
それまでになかったスポーティな高級車というコンセプトで好評を博した。

セドリック グランツーリスモSV
セドリック グランツーリスモSV
セドリック グランツーリスモSV

リアガラス下部に貼られたステッカー。
世界初の5速AT「フルレンジ5E-AT」と、ボディの塗装にフッ素樹脂クリアを採用したSFC(スーパーファインコーティング)をアピールしている。

セドリック グランツーリスモSV

V型6気筒・ツインカムターボのVG20DET型エンジンは、このY31型セドリック/グロリアのグランツーリスモが初搭載で、軽量でレスポンスの良いセラミックターボを日産車で初めて採用した。

VG20DETエンジン

ヘリテージコレクションNo.202
全長:4,690㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,400㎜
ホイールベース:2,735㎜
トレッド(前/後):1,440㎜/1,455㎜
車両重量:1,540㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア(前後共):205-65-R15 93H

エンジン主要諸元

エンジン型式:VG20DET(V型6気筒・DOHCターボ)
総排気量:1,998㏄
最高出力:154kW(210ps)/6,800rpm
最大トルク:265N・m(27.0kgm)/3,600rpm

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