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西部警察のサファリを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2014年3月21日から6月1日までの予定でテレビドラマ「西部警察」の撮影に使用されたサファリ(VRG160型)が特別展示されている。

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ルーフをスライドさせて展示

西部警察劇用車サファリ

「西部警察」は1979年~1984年にテレビ朝日系で放送され、日産自動車が制作に協力。
番組内では特殊車両としてサファリやフェアレディZ、スカイラインなどを撮影用に改造した車両が登場した。

西部警察劇用車のサファリは、1980年6月に登場した初代サファリをベースにした車両で、1981年10月の第24回東京モーターショーに参考出品された。
番組では1982年1月3日放送の第111話「出動命令・特車”サファリ”」で初登場。

スライド式ルーフパネルは番組内では電動スライドしている部分だけ描写されていたが、実際はスライドした後に支柱を立てて支える。

上半身をルーフ上に乗り出し、最大圧力が1平方センチメートル当たり14kgの高圧放水銃を操作して、犯人の制圧や火災の消火が可能。
潜望鏡のように上に伸びるビデオカメラで外部の偵察が可能となっていた。

車両後部にはリフター付のシートが1名分装備され、特殊無線機やレーダーも装備される。

8個のメーターが装備されるが、そのうち5個は電流計。

フロントの散水銃は水煙で敵の目をくらませるための装備。
4.7トンに耐えられるウインチや、直径40mmの鋼管製グリルガードも装備されている。
フォグランプはフランス・シビエ社製。

番組終了後は石原プロモーションの倉庫に保管されていたが、1999年に北海道小樽市にオープンした西部警察のテーマパーク「石原プロワールド」(2001年閉園)に展示された。
現在は東京都内のカーディテイリング業者に保管されている。

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