日産 初代テラノを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、新型エクストレイルの発売に合わせて1980年代のSUVである初代テラノの展示が2022年(令和4年)7月21日から8月26日まで行われている。

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テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)

初代テラノは1986年(昭和61年)8月に発売された。
アメリカにあった日産のデザインスタジオ「NDI」によってデザインされており、三角形のサイドウインドウとブリスターフェンダーが特徴となっている。

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)のサイドウインドウ

発売当初のエンジンは直列4気筒ディーゼルのTD27型のみだったが、1987年(昭和62年)10月にV型6気筒ガソリンのVG30i型が追加された。
1988年(昭和63年)11月にはディーゼルターボのTD27T型が追加され、1989年(平成元年)10月にはVG30i型がVG30E型に変更された。

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)のエンブレム

初代テラノにはバンとワゴンが用意され、バンのグレード名にはADVANCE(進歩)を意味する「A」、ワゴンのグレード名にはROMAN(ロマン)を意味する「R」が使われた。
展示車はワゴンの最上級グレード「R3M」のVG30E型エンジン搭載車である。

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)のリヤビュー

アウトドアだけでなく市街地でも気兼ねなく運転できるよう、内装のトリムやモケット地のシートで乗用車としての快適性にも配慮している。

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)のシート

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)の運転席

4速ATのシフトレバーの隣には、4輪駆動と2輪駆動を切り替えるためのトランスファーのレバーが付いている。

日産テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)のシフトレバー

同時に展示された、初代エクストレイルと2代目エクストレイルは下記リンクから。

日産 初代X-TRAIL(エクストレイル)を展示
横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、新型エクストレイルの発売に合わせて初代・2代目エクストレイルの展示が2022年(令和4年)7月21日から8月26日まで展示されている。
今回は初代エクストレイルを紹介する。
日産 2代目X-TRAIL(エクストレイル)を展示
横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、新型エクストレイルの発売に合わせて初代・2代目エクストレイルの展示が2022年(令和4年)7月21日から8月26日まで展示されている。
今回は2代目エクストレイルを紹介する。

テラノ V6-3000 R3M(1990年・WD21型)主要諸元

ヘリテージコレクションNo.194
全長:4,365㎜
全幅:1,690㎜
全高:1,680㎜
ホイールベース:2,650㎜
トレッド(前/後):1,445㎜/1,430㎜
車両重量:1,720㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/5リンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイヤ:215SR15

エンジン主要諸元

エンジン型式:VG30E(V型6気筒・OHC)
総排気量:2,960㏄
最高出力:114kW(155ps)/4,800rpm
最大トルク:248N・m(25.3kgf・m)/4,000rpm

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