日産 R88Cを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2017年2月1日から3月31日まで「日産グループCカー・クロニクル」という展示イベントが開催されている。

このイベントは、1992年に日産がデイトナ24時間レースで総合優勝してから25周年となることを記念したイベントで、2017年2月19日から3月2日まではR88Cが展示された。

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日産 R88C(1988年・R88C型)

日産 R88C

1988年(昭和63年)のル・マン24時間レースをターゲットに設計されたグループCマシンで2台がル・マンに参戦。
32号車(アラン・グライス/マイク・ワイルズ/ウィン・パーシー組)は14位完走、23号車(星野一義/和田孝夫/鈴木亜久里組)はリタイアした。

日産 R88C
日産 R88C

R88Cは日本国内のレースでも使用され、R88C-YHPは、1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)の第2戦まで長谷見昌弘選手が第1ドライバーとして、1988年はカーナンバー32、1989年はカーナンバー24で全日本スポーツプロトタイプカー選手権(JSPC)を戦った。
1988年は第4戦富士と第5戦鈴鹿で3位入賞。
1989年の第2戦富士でも3位入賞した。

日産 R88C
日産 R88C

展示車はJSPCで1989年の第2戦まで使用されたカーナンバー24、長谷見昌弘/アンデルス・オロフソン組のマシン。

日産 R88C

ヘリテージコレクションNo.114
全長:4,780㎜
全幅:1,990㎜
全高:965㎜
ホイールベース:2,800㎜
トレッド(前/後):1,600mm/1,550mm
車両重量:850㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):4ポッド14インチ ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):320-30-R17/350-40-R19

エンジン主要諸元

エンジン型式:VRH30(V型8気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,996㏄
最高出力:550kW(750ps)以上/8,000rpm
最大トルク:735N・m(75.0kgm)以上/5,500rpm

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