ニッサン R382を展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは2022年3月24日から4月14日まで、日産の元ワークスドライバーの高橋国光さんの追悼特別展示が行われ、3台のレーシングカーが展示された。
その中からニッサン R382を取り上げる。

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ニッサン R382 1969年日本グランプリ参戦車(1969年・R382型)

ニッサン R382のフロントビュー

1960年代後半、日本グランプリのトップカテゴリーは「グランプリレース」だった。
その最後の年である1969年(昭和44年)日本グランプリのために開発されたのがR382である。

ニッサン R382のリヤビュー

展示車は高橋国光/都平健二組がドライブして予選3位、決勝では燃料ポンプのトラブルで10位となった実車で、レース後は優勝した21号車のレプリカとしてイエローに塗り替えられていたが、2017年(平成29年)に高橋さんが7年ぶりにニスモフェスティバルに参加するのを記念して、当時のブルーに復元された。
なぜイエローに塗り替えられたかは下記リンクを参照。

日産 R382を2台展示
日産が1969年の日本グランプリのために開発したレーシングカー「R382」が、日産グローバル本社ギャラリーで2017年11月25日と26日に展示された。

ニッサン R382のシートとエンジン

ニッサン R382の運転席

ニッサン R382のリアエンド

ニッサン R382主要諸元

ヘリテージコレクションNo.053
全長:4,045㎜
全幅:1,870㎜
全高:925㎜
ホイールベース:2,400㎜
トレッド(前/後):1,470㎜/1,370㎜
車両重量:790㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/上Iアーム・下逆Aアーム・ラジアスアーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):10.55-15/12.50-15

ニッサン R382エンジン主要諸元

エンジン型式:GRX-Ⅲ型(V型12気筒・4バルブDOHC)
総排気量:5,954㏄
最高出力:441kW(600ps)以上/7,200rpm
最大トルク:627N・m(64.0kgf・m)以上/5,600rpm

日産 高橋国光さんを追悼
日産自動車のワークスドライバーを務めた高橋国光さんが、2022年(令和4年)3月16日に82歳で逝去された。日産グローバル本社ギャラリーでは、2022年3月24日から4月14日まで高橋さんの追悼特別展示が行われ、3台のレーシングカーが展示された。
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