日産 3代目ローレル2ドアを展示

日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。

このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっており、赤系のボディカラーの車両がメインとなっていた。
今回は3代目ローレルの2ドアを紹介する。

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ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)

3代目ローレルは1977年(昭和52年)1月に登場した。
コンセプトは「ハイオーナーカーにふさわしい洗練された風格と豪華さ、ファッション性を持つ車」。

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)

ボディカラーはカッパーブラウンメタリック。
日産はエレガントでパーソナルなイメージを、オレンジがかったブラウンという色味と陰影の強いメタリックで表現し、高級車のセドリック・グロリア・ローレルに採用した。

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)のリヤビュー

ホイールカバーはボディ同色の「ファッションホイールカバー」で、センターには「NISSAN LAUREL」の文字が入れられている。

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)のホイールカバー

2ドアハードトップと4ドアハードトップのリアウインドウ形状は楕円となっている。
展示車は後期型だが、このリアウインドウ形状は前期型のカタログでは「ロマネスクウインドウ」と呼称されていた。

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)のリヤガラス

リヤサイドウインドウの日よけのルーバーは前期型のカタログでは「スキューカットルーバー」と表記されている。
また、リヤシートの両端は肩口まで回り込んだ背もたれとCピラーに備えられたピローを組み合わせて「コンフォートコーナー」と名付けられており、後席の乗員が眠りやすいように作られている。

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)のリヤシート

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E(1979年・KHC231型)の運転席

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-E主要諸元

ヘリテージコレクションNo.349
全長:4,625㎜
全幅:1,690㎜
全高:1,395㎜
ホイールベース:2,670㎜
トレッド(前/後):1,380㎜/1,360㎜
車両重量:1,265㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:185/70SR14

ローレル 2ドアハードトップ 2000SGL-Eエンジン主要諸元

エンジン型式:L20E(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:96kW(130ps)/6,000rpm
最大トルク:167N・m(17.0kgf・m)/4,000rpm

2代目ローレルの2ドアの記事は下記リンクから。

日産 2代目ローレル2ドアを展示

日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。

このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっていた。
今回は2代目ローレルの2ドアを紹介する。

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