日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。
このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっていた。
今回は2代目ローレルの2ドアを紹介する。
ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)
2代目ローレルは1972年(昭和47年)に発売された。
ハイオーナーカーという方向性を初代から引き継ぎ、より豪華になって登場した。
1970年代の日本車のデザインには米国車を思わせるものが多かったが、2代目ローレルもその例に漏れず2ドアハードトップのリヤビューはトランクリッド左右をつまんだような大胆なデザインとなっていた。
展示車の「2000GL-6」にはスカイラインと同じ2リッター直列6気筒のL20型エンジンが搭載されていた。
シングルキャブレター仕様で最高出力115psを発生した。
以前ヘリテージゾーンに展示された際の記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/laurel2nd_202207/
ローレル ハードトップ 2000GL-6主要諸元
ヘリテージコレクションNo.505
全長:4,500㎜
全幅:1,670㎜
全高:1,405㎜
ホイールベース:2,670㎜
トレッド(前/後):1,350㎜/1,330㎜
車両重量:1,185㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:6.45-14-4PR
ローレル ハードトップ 2000GL-6エンジン主要諸元
エンジン型式:L20(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:85kW(115ps)/5,600rpm
最大トルク:162N・m(16.5kgf・m)/3,600rpm