日産が2015年東京モーターショーに出品したコンセプトカー「IDSコンセプト」が、2017年9月21日から10月18日まで日産グローバル本社ギャラリーで展示されている。
IDSコンセプト
IDSコンセプトは日産が目指している自動運転コンセプト「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」を表現したもので、ドライバーの「認知」「判断」「操作」をサポートすることによって、現在発生している交通事故の約9割の原因である人的ミスを補い、より安全で、効率的、かつ楽しいドライビングを実現することを目指している。
IDSコンセプトのスタイリングは電気自動車らしいクリーンさを強調したもので、フロントグリルには氷柱のパターンがあしらわれて透明感をイメージさせる。
ボディカラーはブルーイッシュサテンシルバーで、インテリアをしっかりガードする安心感を表現。
このIDSコンセプトのフロントとリアのデザインが、新型リーフに踏襲されているようだ。
軽量化のためボディはフルカーボン製で、空気抵抗を少なくするために全高は1,380㎜に抑えられている。
横から見るとスポーティな大径タイヤだが、転がり抵抗を減らすために175サイズの細いタイヤを採用している。
軽快感を表現したホイールは、細かいフィンのようなレイヤーデザインが施されている。