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日産 初代キャラバンのチェアキャブを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、商用車の展示イベント「暮らしを支え続ける日産のクルマたち」が2017年6月14日から8月31日まで開催されている。
2017年7月13日から8月31日までは、レストアされてよみがえったキャラバンチェアキャブが展示されている。

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キャラバン チェアキャブ(1979年・HPE20型)

キャラバン チェアキャブ

初代キャラバン(E20型)は1973年(昭和48年)にキャブオーバー型商用車として誕生。
1977年(昭和52年)にはハイルーフバンをベースに、車いす専用リフトと車いす固定装置を取り付けた「チェアキャブ」が追加された。

1978年(昭和53年)夏、「福祉」「環境」「災害復興」を目的としたチャリティー番組「24時間テレビ」が日本テレビ系でスタートし、日産自動車はスポンサーとして第一回から車両の寄贈を続けている。

今回の展示車は24時間テレビの第一回寄贈車両213台の中の27号車で、京都の聖ヨゼフ会で約20年使用された。
その後日産の販売店で物置代わりに使用されていたが、2015年にオーテックジャパンによってレストアされた。

キャラバン チェアキャブ 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.037
全長:4,690㎜
全幅:1,690㎜
全高:2,180㎜
ホイールベース:2,730㎜
トレッド(前/後):1,385mm/1,390mm
車両重量:1,740㎏
サスペンション(前/後):ウィッシュボーン・トーションバー/半楕円リーフリジッド
ブレーキ(前後):ドラム
タイア:6.00-14-6PRLT

キャラバン チェアキャブ エンジン主要諸元

エンジン型式:H20(直列4気筒・OHV)
総排気量:1,982㏄
最高出力:68kW(92ps)/4,800rpm
最大トルク:157N・m(16.0kgm)/3,200rpm

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