スカイラインGT-R オーテックバージョンを展示

9代目スカイライン(R33型)の限定車「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」が、横浜市の日産グローバル本社ギャラリーに展示されている。
展示期間は2019年1月19日~2月28日
2019年2月27日追記:展示期間が3月27日まで延長された(3月4日・17日は休館)。

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スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY(1998年・BCNR33改)

スカイラインGT-R オーテックバージョン

スカイラインの誕生40周年記念車で、コンセプトは「大人の為の国内最高性能 4ドアスポーツセダン」。
1998年(平成10年)1月から3月に期間限定で発売され、およそ440台が生産された。

スカイラインGT-R オーテックバージョン

フロントセクションやフロアは2ドアGT-R、キャビンは4ドアセダンの流用。
ボディ補強やエンジンだけでなく、トランスミッションのギヤ比やサスペンション、機械式LSDにも2ドアGT-R標準車と同一の仕様が与えられている。
車両重量は20㎏増加して1,560㎏。

オーテックバージョンは後期型に設定されたが、「大人の為の」というコンセプトに沿ってフロントスポイラーは後期型より小型の2ドアGT-R前期型用を使用。
リアスポイラーやフロントバンパーのエアインテークも非装着としてさりげなさを演出している。

スカイラインGT-R オーテックバージョン

既存の4ドアセダンとGT-Rでは、装着するタイアサイズが異なる。
オーテックバージョンでは2ドアGT-Rと同じ245/45ZR17のタイヤを収めるため、リアはドアの形状にも手を加えてフェンダーを拡幅。
プレス成型されたフェンダーとドアの最終的な形作りは手作業で行われた。

スカイラインGT-R オーテックバージョン

フロントシートは2ドアGT-R後期型用をベースに、色を赤基調から青基調に変更。
リアシートはホールド性を向上させた専用形状で、座面中央部を大きく盛り上げてアームレストとしている。
このため乗車定員は4名となっている。

スカイラインGT-R オーテックバージョン
スカイラインGT-R オーテックバージョン

グローバル本社ギャラリーで2015年に展示された際の記事は下記リンクを参照。

日産 スカイラインGT-R オーテックバージョンを展示
日産グローバル本社ギャラリーでは、スカイライン誕生40周年を記念して発売された「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40thアニバーサリー」を展示している。展示期間は2015年1月14日から2月12日までの予定。

スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.342
全長:4,755㎜
全幅:1,780㎜
全高:1,380㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,480mm/1,490mm
車両重量:1,560㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア:245/45ZR17

スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY エンジン主要諸元

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,800rpm
最大トルク:368N・m(37.5kgf・m)/4,400rpm

スカイラインGT-R オーテックバージョン

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