日産が2018年9月25日に発売した「ノート e-POWER NISMO S」が、日産グローバル本社ギャラリーで2018年10月2日から11月25日までの予定で展示されている。
「e-POWER NISMO S」は、従来からある「e-POWER NISMO」のモーター出力を向上させ、高性能化を図ったグレード。
ノート e-POWER NISMO S(HE12型)
ボディカラー：ブリリアントホワイトパール（#QAB・特別塗装色）
内装色：ブラック
外観や内装、ボディ補強、ホイールやタイヤは従来からある「e-POWER NISMO」と同じ。
「e-POWER NISMO S」ではモーターとエンジンの出力向上とドライブモードの変更、LEDヘッドランプが標準装備となったのが相違点となる。
なお、従来からある「e-POWER NISMO」もこれまで通り販売される。
16インチアルミホイールのサイズは16×6.5J・インセット46・PCD100・4穴。
タイヤ銘柄はYOKOHAMA DNA S.driveでサイズは195/55R16 87V。
モーター型式はEM57型のままだが、「e-POWER NISMO S」のモーターは最高出力100kW(136ps)/2,985-8,000rpm、最大トルク320N・m(32.6kgm)/0-2,985rpmとなっており、他のノートe-POWER（NISMO・MEDALIST・X・S）の80kw(109ps)/3,008-10,000rpm、254N・m（25.9kgm）/0-3,008rpmに比べて約25%の出力向上が図られている。
発電用エンジンもHR12DE型という型式は同じだが、「e-POWER NISMO S」は最高出力61KW(83ps)/6,000rpm、最大トルク103N・m(10.5kgm)/3,600-5,200rpmで、他のノートe-POWER（NISMO・MEDALIST・X・S）の58kw(79ps)/5,400rpm、103N・m（10.5kgm）/3,600-5,200rpmと比較して最高出力が3kW(4ps)向上している。
ドライブモードに専用の制御を追加
加減速の特性を切り替えるドライブモードは「e-POWER NISMO S」専用の制御が追加され、新たにBレンジでも「Sモード」と「ECOモード」が使えるようになった。
BレンジのSモードではアクセルON・OFFの加減速を最大の強さとし、ワインディングでのコーナー進入の強い減速感とコーナー立ち上がりの加速レスポンスが得られるようになっている。
BレンジのECOモードは主に雪道用で、駆動力の微調整がしやすいセッティングとなっている。
「e-POWER NISMO」「e-POWER NISMO S」のいずれも持ち込み登録でオーテック扱いの架装車両となっているため、JC08モード燃費は公表されていない。
リアウインドウ右下には、オーテックが手掛けたことを示す「AUTECH JAPAN,INC.」のステッカーが貼られている。
ノートe-POWER NISMO SのNISMOディーラーオプション
展示車にはディーラーオプションのNISMOパーツが装着されていた。
NISMOピラーガーニッシュ：40,716円
NISMOキッキングプレート：42,552円
NISMOラゲッジマット：17,064円
メーカー希望小売価格：2,671,920円
メーカーオプション
特別塗装色（ブリリアントホワイトパール・#QAB）：37,800円
寒冷地仕様（ヒーター付ドアミラー+PTC素子ヒーター+リヤヒーターダクト+高濃度不凍液）：24,840円
日産オリジナルナビ取付パッケージ+インテリジェントクルーズコントロール+インテリジェントLI（車線逸脱防止支援システム）+インテリジェント アラウンドビューモニター（移動物検知機能付）+ヒーター付きドアミラー+インテリジェント ルームミラー（インテリジェントアラウンドビューモニター表示機能付）：232,200円
ディーラーオプション
日産オリジナルナビゲーションMM516D-W：218,667円
NISMOピラーガーニッシュ：40,716円
NISMOキッキングプレート：42,552円
NISMOラゲッジマット：17,064円
フロアマット（ブラック NISMOバージョン e-POWER車用）：29,700円