日産 チェリーX-1を特別展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2014年12月2日から12月25日まで、日産自動車の80周年を記念した特別展示の第4弾である「日産80周年グランドフィナーレ~80年のありがとうをこめて~」Part2が開催されている。
第4弾となる今回の展示はPart1とPart2に分かれており、今回はPart2として10台が展示された。

その中からチェリーX-1を紹介する。

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チェリーX-1 4ドアセダン(1970年 PE10型)

チェリーX-1 4ドアセダン

初代チェリーは、1970年(昭和45年)に日産初のFF車として誕生した。
車名の由来は「桜」から命名された。

当時世界中のコンパクトカーがFRからFFへの移行を模索したいた。
それはコンパクトなボディで最大限の室内空間を確保できるという理由だった。

チェリーX-1 4ドアセダン

チェリーの外観の特徴はサイドウインドウで、ウエストラインからCピラーにかけてのラインが人の眼のような形をした「アイラインウインドウ」という形状になっている。

チェリーX-1 4ドアセダン

チェリーにはスタンダード・セミデラックス・デラックス・GL・X-1の5つのグレードがあり、発売当初のボディバリエーションは2ドアセダンと4ドアセダンだったが、1971年9月にはクーペが追加された。

展示車は4ドアセダンの最上級グレードX-1で、エンジンにはSUツインキャブが装着され、わずか670㎏の軽量ボディを強力に加速させたという。

チェリーX-1 4ドアセダン

ヘリテージコレクションNo.305
全長:3,610㎜
全幅:1,470㎜
全高:1,375㎜
ホイールベース:2,335㎜
トレッド(前/後):1,270㎜/1,235㎜
車両重量:670㎏
サスペンション(前/後):ストラット/トレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:6.00-S12 4PR

エンジン主要諸元

エンジン型式:A12(直列4気筒・OHC)SUツインキャブ
総排気量:1,171㏄
最高出力:59kW(80ps)/6,400rpm
最大トルク:96N・m(9.8kgm)/4,400rpm

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