日産が北米で販売しているSUV「アルマーダ」が、日産グローバル本社ギャラリーで2019年8月6日から10月31日までの予定で展示されている。
入場は無料。
日産 アルマーダ SV 4WD 2020年モデル(Y62型)
ボディカラー:ブリリアントホワイトパール(#QAB)
内装色:ブラック
主要販売国:北米
初代アルマーダは2003年(平成15年)に発売、現行モデルは2016年(平成28年)に発売された2代目。
生産は日産車体九州と日産車体湘南工場で行われている。
展示車は最廉価グレード「SV」の4輪駆動で、価格は50,100ドル。
SVは18インチアルミホイールを装備。
タイヤサイズは265/70R18。
8インチディスプレイのナビゲーションシステムを装備。
現在位置を表示すると、アリゾナ州のレイクハバスシティが表示された。
2列目・3列目共に3人掛けのシートで、乗車定員は8名となっている。
エンジンはV型8気筒・DOHCのVK56VD型。
燃費はシティ:13MPG(5.5km/l)、ハイウェイ:18MPG(7.6km/l)、総合:15MPG(6.3km/l)。
なぜ、アルマーダを日本で発売しないのか?
アルマーダは北米向けに作られたフルサイズSUVのため、ボディサイズも排気量も大きい。
日本で発売しても、大きなボディは取り回しが良くない上、排気量が大きいことで自動車税が高く、燃費も良くない。
そのため、道路環境や税制が異なる日本の市場では販売台数が見込めないということが考えられる(=採算が合わない)。
時々、海外専売車種を「日本でも発売すればいいのに」と言う人がいるが、メーカーから見たら、「仮に日本で発売されたとして、あなたは取り回しが悪く税金も高い車を本当に買ってくれるんですか?」ということなのかもしれない。
日産 アルマーダ SV 4WD 主要諸元
全長:5,306㎜
全幅:2,029㎜
全高:1,925㎜
ホイールベース:3,076㎜
車両重量:2,648㎏
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
タイア:P265/70R18 116H オールシーズン
日産 アルマーダ SV 4WD エンジン主要諸元
エンジン型式:VK56VD(V型8気筒・DOHC)
総排気量:5,552㏄
最高出力:390HP/5,800rpm
最大トルク:394LB-FT/4,000rpm