日産 240RSを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、日産名車再生クラブ10周年イベントが開催されている。
期間は2015年12月14日から2016年2月中旬までで、240RSとNISMO GT-R LMの2台が展示されている。

日産名車再生クラブは2006年に厚木市の日産テクニカルセンターで発足し、日産が保存する記念車を動く形で保存するために、社員たちが業務外の時間に自主的にレストア活動を行っている。

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日産 240RS(1982年・BS110型)

日産 240RS

シルビアをベースに誕生した、グループBラリーカー。
グループB規定の最低生産台数である200台が生産された。

日産 240RS

搭載されるFJ24型自然吸気エンジンは、ソレックスキャブレター2基を装着し240馬力を発生。
ワークスカーでは275馬力に達していた。

日産 240RS

ラリー車両のレストアは、基本的にはゴール時のコンディションを目指すが、この個体には出場履歴がないため、出場前すなわちデビュー戦である1983年モンテカルロラリーに向けて送り出した時の状態での再生が行われた。
2006年に日産名車再生クラブが初めてレストアしたマシンである。

日産 240RS
日産 240RS
日産 240RS

ヘリテージコレクションNo.286
全長:4,330㎜
全幅:1,800㎜
全高:1,310㎜
ホイールベース:2,400mm
トレッド(前/後):1,480㎜/1,490㎜
車両重量:1,020㎏
サスペンション(前/後):マクファーソンストラット/4リンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):200-525-14/220-525-14

エンジン型式:FJ24型(直列4気筒・DOHC)
総排気量:2,340㏄
最高出力:184kW(250ps)以上/7,600rpm
最大トルク:250N・m(25.5kgm)以上/6,000rpm

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