日産GT-R NISMO Special editionの2024年モデルが、東京・銀座の日産クロッシングで2023年(令和5年)4月6日から11日まで展示された。
日産GT-R NISMO Special edition 2024年モデル(4BA-R35型)
日産GT-R(R35型)の2024年モデルは2023年(令和5年)1月の東京オートサロンで初公開され、3月20日に発表された。
2024年モデルの「GT-R NISMO」は前後バンパーやトランクリッド、リヤウイングの形状が変更され、ダウンフォースを約13%増加させた。
リヤウイングにはスワンネックタイプのステーを採用することで、ウイング裏面を最大限に活用している。
今回展示された「GT-R NISMO Special edition」は「GT-R NISMO」に対して、クリア塗装のカーボン製ボンネット(GT-R NISMOはボディ同色のカーボン製ボンネット)やホイールのレッド加飾、内装の専用色アルミ製ネームプレート、専用エンジン部品を装備している。
「GT-R NISMO」「GT-R NISMO Special edition」のボディカラーは2022年モデル同様ステルスグレー(#KCE)、ブリリアントホワイトパール(#QAB)、バイブラントレッド(#A54)、アルティメイトメタルシルバー(#KAB)、メテオフレークブラックパール(#GAG)の5色となっている。
ホイールはレイズ製鍛造アルミホイールで、サイズはフロント20×10J、インセット41、P.C.D114.3、5穴、リア20×10.5J、インセット25、P.C.D114.3、5穴。
タイヤサイズはフロント255/40ZRF20(101Y)、リア285/35ZRF20(104Y)。
タイヤ銘柄は「DUNLOP SP SPORT MAXX GT 600 DSST」。
ブレーキローターはNCCB(Nissan Carbon Ceramic Brake)と名付けられたカーボンセラミックブレーキで、ブレンボ製モノブロックキャリパーが組み合わされている。
フロントが対向6ポッドキャリパー、410mmフルフローティングドリルドローター、リアが対向4ポッドキャリパー、390mmフルフローティングドリルドローターとなっている。
レカロ製カーボンバックバケットシートは質量を増やさずに横剛性を50%向上させた。
シート地はアルカンターラと本革。
エンジンは「GT-R NISMO Special edition」専用に、ピストンリング・コンロッド・クランクシャフト・フライホイール・クランクプーリー・吸排気バルブスプリングに高精度重量バランスエンジン部品を採用。
メーカー希望小売価格:29,150,000円
GT-R NISMO Special edition 2024年モデル 主要諸元
全長:4,700㎜
全幅:1,895㎜
全高:1,370㎜
ホイールベース:2,780㎜
トレッド(前/後):1,600㎜/1,600㎜
車両重量:1,720㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイヤ(前/後):255-40ZRF20(101Y)/285-35ZRF20(104Y)
GT-R NISMO Special edition 2024年モデル エンジン主要諸元
エンジン型式:VR38DETT(NISMO専用チューニング)
総排気量:3,799㏄
最高出力:441kW(600ps)/6,800rpm
最大トルク:652N・m(66.5kgf・m)/3,600-5,600rpm
使用燃料・タンク容量:無鉛プレミアムガソリン・74L
前型であるGT-R NISMO Special edition 2022年モデルの記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/gt-rnismo_202111/